ウサギさんと10年以上暮らしているみみたろです
わたしが社会人になってから、ほとんどの年月をウサギさんと一緒に暮らしているのですが1日以上家を空けてしまうこともあります
ウサギさんをお迎えするということは家族が増えるということなので、出張や旅行などで家を1日以上空けてしまうときはどうすればいいのかお話したいと思います
- ウサギさんが1匹でお留守番できるボーダーライン
- お留守番できるウサギさんの条件
- 家を留守にするときに用意したアイテム
ウサギさんと一緒に旅行はおすすめできない
ウサギさんが長時間の移動をすることはストレスを感じてしまうので、一緒に旅行することはおすすめできません
外でお散歩させるうさんぽも、ウサギさんに危険にさらしてしまう可能性もあり、さらに旅先にウサギを診てくれる動物病院があるとは限りません
ウサギさんも家族だから一緒に旅行したいと考える飼い主さんの気持ちもわかるのですが、ウサギさんのためを考えるなら旅行に行かない選択肢もあります
ですが旅行したいと思ったり、出張で家を留守にしてしまったりすることはありますよね
これからお家を留守にするときに、ウサギさんをどうすればいいのか一緒に考えていきましょう
1泊2日までならお留守番ができる
ウサギさんは1泊2日までなら、お留守番することが可能です
しかしこれはすべてのウサギさんではなく、ウサギさんが元気であることや高齢ウサギで体調が急変する可能性が高くない場合に限ります
またウサギさんがとても甘えん坊で、飼い主が居ない時間が長いときにストレスを感じてしまう子はお留守番は厳しいかもしれないですね
もしウサギさんを1泊2日するときに、前日までに準備しておくべき最低限のことを一緒に確認していきましょう
- 室内をエアコンで24時間快適温度で空調しておく
- ケージに入れて牧草と水を2日分用意しておく
- 前日に遊んでストレス発散させておく
室内をエアコンで快適温度に24時間空調する
ウサギさんを1泊2日のお留守番をするときにやるべきこと1つ目は、ウサギが住んでいる部屋の空調を快適温度で空調し続けることです
ウサギさんは寒暖差でストレスを感じてしまうのですが、前日までに快適温度を保つように空調をしておきましょう
快適温度を保つことで、給水ボトルの水を予想以上に飲みすぎてしまったり、食事の量が減少することを防いだりすることができます
ウサギさんが快適に過ごせる温度は18~24℃、湿度は40~60%を目安にする必要があります
\ ウサギの快適温度・湿度について詳しく知りたい方はこちら /
ケージ内に牧草と水を2日以上の量を用意する
ウサギさんを1泊2日のお留守番をするときにやるべきこと2つ目は、ケージ内に牧草と水を2日以上かならず残ると思われる量を用意しておくことです
ウサギさんは24時間水を飲んだり、食事をしていたりしていないと命の危険にさらされてしまいます
そのため1泊2日で自宅を空ける時間を考えて、ウサギさんが絶対に食べきれないであろう量のご飯と水を出発する直前に補充しておきましょう
前日にたくさん遊んでストレス発散しておく
ウサギさんを1泊2日のお留守番をするときにやるべきこと3つ目は、旅行前日にしっかりとウサギさんとの時間を作って遊んであげることです
前日もケージに居る時間ばかりで部屋んぽの時間をとっていないと、ウサギさんはストレスを溜め込んだ状態でお留守番を迎えてしまいます
お留守番前日にはしっかりと変ぽの時間を作り、ストレス解消してからお留守番に臨みましょう
お留守番できるウサギさんの条件
先ほども少しお話しましたが、すべてのウサギさんがお留守番できるわけではありません
ウサギさんにも個体ごとに性格があるので、お留守番しても全然平気な子もいれば、寂しいことでストレスを感じて体調不良になってしまう子もいます
かならずお留守番をする前に、あなたのウサギさんがお留守番できるのか確認をしておきましょう
絶対にぶっつけ本番なんてしてはいけませんよ
- ウサギさんの体調が万全で元気であること
- お留守番の練習で成功していること
- ウサギさんの年齢が高齢でないこと
ウサギさんの体調が万全であること
お留守番ができるウサギさんの条件1つ目は、ウサギさんの体調が万全であることです
もしお留守番するよりも前に、うっ滞などでお腹の調子が悪かったり、食事量が減少していたり気になることがあるなら止めておいたほうが良いと思います
ウサギさんは食事を24時間とっていないと命に関わることもありますので、すぐに動物病院に受診する必要があります
留守番の練習をして問題ないのか確認している
お留守番ができるウサギさんの条件2つ目は、留守番の練習を既に完了していることです
ウサギさんにも性格の個体差があり、留守番できる子もいれば、苦手な子もいます
試しにウサギさんをお留守番させる予定の時間、お世話をしない状態で本当に牧草や水が足りるのか確認をして様子を見てみましょう
お留守番予定の日からまだ時間があるのであれば、練習で様子を見る時間を少しずつ伸ばしてみるのもアリですね
練習をすることで、お留守番のときにほかに必要なことがあるのか発見することもできますよ
ウサギさんが高齢ではない
お留守番ができるウサギさんの条件3つ目は、高齢ウサギではないということです
ウサギさんが高齢になると、眠っている時間が長いから大丈夫ということを考える方もいますがそれは違います
ウサギさんのシニア期は5歳からと言われていますが、高齢になると体調を崩すと悪化するまでがとても早いです
もし家を1日以上留守にするのであれば、知人に任せたり、ペットホテルを利用したりしましょう
ウサギさんのお留守番のときに用意したいもの
ウサギさんのお留守番のために最低限準備するものは留守の間に食べきれない牧草と水ですが、そのほかにあると便利なものや安心できるものなどもあります
例えばお水を普段から飲む量が多いウサギさんである場合は、サブで給水器を2本つけておくと心配要素を軽減することができますね
またペットカメラを設置しておくと、日頃から仕事などで少し留守にするときにもこっそり確認できておすすめですよ
- 給水ボトル(サブを用意する)
- 自動給餌器
- ペットカメラ
サブの給水ボトル
ウサギさんのお留守番のときにあると良いもの1つ目は、サブの給水ボトルです
普段は給水ボトルの水が残っていたとしても新しい水に入れ替えるので、1本あれば問題ありませんが泊りがけの留守の場合は違います
普段給水ボトルの半分も水を飲んでいないのであれば1本でも良いかもしれませんが、1日で半分以上飲むのであれば間違いなく足りなくなってしまいます
2本設置して、どちらの給水ボトルも使うことができているか留守番前に確認をしておくと良いですね
自動給餌器
ウサギさんのお留守番のときにあると良いもの2つ目は、自動給餌器(オートフィーダー)です
自動給餌器があると、決まった時間にペレットを4~80グラムまで決められた時間に決まった量を給餌してくれます
仕事で帰りの時間がいつも不規則であったり、旅行のときにペレットが食べられないことに不安があったりする場合にはあると便利だと思います
ケージの形やペレットの形状など付けられる条件は限られていますが、興味がある方はAmazonなどで確認してみてください
ペットカメラ
ウサギさんのお留守番のときにあると良いもの3つ目は、ペットカメラです
わたしもペットカメラは使用していて、買い物や仕事などで少しお留守番をさせているときにこっそりとウサギさんを覗くことが趣味みたいなものでお気に入りです
ペットカメラを部屋に設置するためにはWi-Fiの環境が必要ではありますが、既にWi-Fiがある環境なのであれば是非検討してみることをおすすめします
2泊3日以上はペットホテルなどお世話を頼もう
お留守番ができるウサギさんだとしても、1泊2日が限界で2泊3日以上留守にしてしまう場合には誰かにウサギさんのお世話をお任せする必要があります
水や牧草などは劣化してしまうので、それ以上の留守番はウサギさんにとって危険があるし、トイレなどの汚れも懸念されます
また1泊2日のお留守番も難しいウサギさんも、誰かにウサギさんのお世話を頼むのが良いでしょう
誰かにあなたのウサギさんをお任せする場合には、大きく3つの方法が考えられます
- ペットホテルにお任せする
- あなたの家にお世話に来てもらう
- 知人の家にウサギさんをお任せする
ペットホテルにお任せする
ウサギさんが2泊3日以上お留守番するときの方法1つ目は、ペットホテルにお任せすることです
ペットホテルにお任せする良いところは、しっかりとウサギの知識があるプロの方に見てもらうことができることですね
そのため、もし高齢ウサギさんをお留守番させないといけないときにはペットホテルは選択肢に入れるのもいいでしょう
難点としては、犬猫と違ってウサギさんを預かってくれるペットホテルが少ないこと、いろんな動物が居ることでストレスを感じてしまう場合があることですね
あなたの家にお世話に来てもらう
ウサギさんが2泊3日以上お留守番するときの方法2つ目は、あなたの家にウサギさんのお世話に来てもらうことです
この方法が1番ウサギさんにとってストレスが少なく、おすすめしたいのですがあなたの家の鍵を預けられるほどの親密な関係でないと難しいんですよね
もし近くにウサギさんのことが苦手ではないお友達や家族などが住んでいる場合は、留守にしている間だけお世話に1日1回来てもらうことをおすすめします
知人の家にウサギさんのお世話を頼む
ウサギさんが2泊3日以上お留守番するときの方法3つ目は、知人の家にウサギさんのお世話を頼むことです
ウサギさんのケージを持参し、知人の家にウサギさんを連れて行くことでお世話を知人の負担を減らしてお願いすることができます
これはウサギさん側にとても負担があり、もし小さなお子様が居る家庭にお願いするのであればウサギさんにすごくストレスがかかる可能性もあります
最終手段として、知人の家にお任せすることも選択肢の1つだと考えておきましょう
ウサギ飼いさんが旅行をするときのまとめ
この記事では、ウサギさんと一緒に暮らしているときに出張や旅行などで留守にするときにどうすればいいのかをお話しました
ウサギさんは1泊2日までならお留守番をすることは可能ですが、すべてのウサギさんが1匹でお留守番できるわけではありません
もし難しいのであれば、ペットホテルや近くに住んでる友人・家族などにお任せすることを検討しましょう
お留守番をウサギさんが家で1匹でするときには、食べきれない量の牧草と水の準備が重要で、お留守番をする前に予行練習も完了しておきましょう
- お留守番ができるウサギは体調万全の子に限る
- お留守番の予行練習して不安を解消しておこう
- お留守番不可のときはペットホテルなどを検討しよう
お留守番できるウサギさんは体調万全な子だけ
お留守番はすべてのウサギさんができるのではなく、体調万全な子だけが可能です
ウサギさんが体調不良のときに判断が遅くなってしまうと、命に関わる可能性があるので危険だからです
お留守番をする日は部屋んぽやコミュニケーションをとる時間がなくなってしまうので、ウサギさんにはストレスを与えてしまいます
お家を1日以上空けることが多い方は、あなた以外にウサギさんのお世話をしてくれる人を探しておくと安心できるかもしれないですね
本番前にお留守番の予行練習を完了しておこう
ウサギさんにお留守番をお願いするときには、ぶっつけ本番をするのではなく予行練習をしておきましょう
お留守番をさせてみると、飼い主さんが想像していなかった問題点に直面することがあります
これをお留守番の本番時に気付いてしまうと、対処することができません
お留守番の予行練習をしてみて、あなたの家のウサギさんが現状このままお留守番をさせて問題ないのか確認をしておきましょう
お留守番が難しい場合はペットホテルなどを活用しよう
お留守番の予行練習をしてみて、あなたの家のウサギさんが1日以上のお留守番が難しい場合はペットホテルを活用しましょう
また2泊3日以上を留守にする場合にも、ペットホテルを活用するか誰かにウサギさんのお世話をお願いする必要があります
ウサギさんのお留守番は1泊2日が限界なので、それ以上の期間を空けてしまう場合には対策が必要なことを認識しておきましょう