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ウサギのオスとメス飼育するならどっちがおすすめ?

ウサギさんと共に10年以上暮らしているみみたろです

ウサギをこれからお迎えしたいと考えている場合、男の子と女の子のどちらを選ぼうかなって思ったことはありませんか?

もちろん男の子も女の子も可愛いので、あなたが気に入った子ならどちらをお迎えしても後悔することはないと思います

ですが長年ウサギさんと生活をしていて、ペットショップでも働いていた経験から考えますとオスのほうが甘えん坊な子が多い印象があります

また男の子と女の子では、飼い主側が直面する問題行動にも違いが出てきますので一緒に確認をしていきましょう

この記事でわかること
  • 初心者におすすめな性別について
  • オスとメスの性格と問題行動
  • マーキングや偽妊娠を緩和する方法
もくじ

ウサギ初心者さんにはオスがおすすめ

ウサギさんと長年生活をしているわたしですが、正直に言うと男の子のほうがこれからウサギさんと生活をする初心者さんにはおすすめです

もちろん男の子でも女の子でも可愛いのですが、男の子のほうがマザコンのような甘えん坊さんが多いので懐く可能性が高い印象があります

女の子はどちらかというと子供を育てる本能から、自立心が高くて気が強い子が多い印象があります

しかしながら個体ごとに性格は1羽1羽で違いますので、一概にすべての子にこの性格が当てはまるわけではありません

頭の片隅に少し置いておくと良いかなと思います

ウサギの性別は生後2~3ヶ月から見分けられる

ウサギさんをお迎えしたときに性別が間違えていることが少なくないのが、ウサギさんの特徴でもあります

なぜウサギさんの性別をペットショップなどでも生後2~3ヶ月前だと判断を間違える可能性があるのかというと、生殖器周辺を観察することで判断するからです

まだウサギさんのベビ期のころは外部生殖器が未発達であるため外見では判断が難しく、さらに毛皮に覆われていることからさらに難しくなってしまうからです

新しいウサギさんをお迎えしたときには健康診断には1度早めに受けることをおすすめしますので、そのときに性別の確認を獣医師さんにしてもらうと良いでしょう

  • 生後2ヶ月よりも幼いウサギをお迎えの場合、性別の判断が間違えてる可能性がある
  • 生後3ヶ月以降に動物病院で健康診断を受けるついでに性別の確認もしましょう

ウサギのオスの性格と問題行動

まず始めにウサギのオスの性格は、縄張り意識が強いですが懐きやすくて甘えん坊になることが多いです

もちろんすべてのオスがそういう性格ではなく、そういう傾向が多いという程度です

1匹飼いをする前提であれば、個人的にはオスのウサギさんが懐きやすい傾向にあるので育てやすいかなって思っています

オスは縄張り意識が強いと先ほどお話しましたが、それが理由でおしっこ(尿)をつかってマーキング行動をしてしまう子がいることが問題点です

ウサギのオスは甘えん坊な性格が多い

ウサギのオスは比較的甘えん坊な性格の子が多い傾向があります

人間で言うとマザコンタイプの子が多いイメージをしてくれると分かりやすいかなと思います

発情期になるとホルモンの影響で普段よりも元気に走り回ったり、飛び跳ねたりすることもありますがそんなところも可愛いですね

元気に走り回ったり、飛び跳ねたりするのは可愛らしいと眺めてられるのですが、噛みつくなど発情期には攻撃的な性格になることもあるのも事実ですね

オスの問題行動はマーキング(スプレー行為)

ウサギのオスは自分のテリトリーにマーキングをするという特徴があります

ウサギのオスの尿にはフェロモンが含まれていて、自分のテリトリーや物に尿をかけて自分のものだという意思表示をするようです

家の壁やウサギさんが過ごすことが多い場所はおしっこで茶色くなる可能性があるので、マーキング対策をしたほうが良いです

特にこのマーキング行為が激しくなるタイミングは、発情期のタイミングです

ちなみにウサギは年間を通して発情期をおこしますが、特に春から夏にかけて活発になりやすいと言われています

オスのウサギさんには特にマーキング行為が多いので、オスのウサギさんと一緒に暮らしてみたいと感じている方はこちらの記事を確認してみてくださいね

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ウサギのメスの性格と問題行動

ウサギのオスが少しマザコン気質であるいっぽう、ウサギのメスは少し大人っぽくてツンデレさんが多い傾向にあります

オスウサギさんのところでも言いましたが、すべてのメスがそういう性格というわけではなくてそういう傾向が多いという程度です

しかしなぜウサギのメスはオスよりも大人っぽい性格なのかというと、やはり自立して子育てをするからだと言われています

ウサギのメスは1匹飼いをしていたとしても、妊娠しているつもりになって偽妊娠をおこすことがあります

ウサギのメスはツンデレな性格が多い

ウサギのメスは比較的ツンデレさんが多い傾向にあります

これは子育てをするという本能からメスは性格的に自立している子が多いことが理由だと言われています

マザコンなオスのウサギさんとは違い、メスのウサギさんのほうが大人な性格なんですね

妊娠前は比較的おだやかな性格の子が多いのもメスウサギさんの特徴なので、繁殖を考えていなくてツンデレ好きな人ならメスのウサギさんも良いですね

メスの問題行動は偽妊娠

ウサギのメスは偽妊娠をおこすことがあります

偽妊娠とは、実際には妊娠をしていないのに妊娠しているような行動をすることです

偽妊娠をおこしてしまうと巣作り行動をしたり、乳汁を分泌したりします

飼い主でも気づきやすいのが行動的な変化である巣作りの行動で、牧草やウサギさんの毛などを集めて赤ちゃんを育てるお家を作ろうとし始めます

早熟なウサギさんだと生後3ヶ月前後でも偽妊娠をおこすことがあります

偽妊娠について詳しく知りたい方は下記の記事で解説していますので、メスのウサギさんと暮らしたい方はこちらの記事を確認してみてください

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オスとメスの問題行動は去勢手術や避妊手術で緩和できる

ウサギさんはたくさんの子孫を繁栄させることで、食べられてしまう立場のなかでも今まで絶滅もせずに繁栄してきました

そのため発情期による問題行動や子宮などの生殖器に病気リスクを抱えているという問題点はウサギさんと生活をするのであればしっかりと考える必要があると思います

特にメスのウサギさんと一緒に生活をしている場合には、子宮関係の病気リスクが高いので避妊手術は検討することをおすすめします

メスのウサギさんは老後にリスクが増える子宮腫瘍や子宮内膜症などがあるからです

オスのウサギさんの場合には、発情が原因の問題行動を緩和するために去勢手術を検討する必要があります

例えばおしっこを飛ばしてマーキングをするスプレー行為や、急に攻撃的になるなどが発情期の問題行動です

しかし避妊・去勢手術は身近ではあるけど手術には違いないので、麻酔から目を覚まさずにそのまま亡くなってしまう可能性もあります

ウサギさんの知識がある専門的な獣医師に相談して、あなたが納得できる選択をしましょう

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ウサギの性別についてのまとめ

この記事ではウサギさんを飼うことを検討しているときにオスとメスどちらを選ぶほうが良いのかということをまとめました

結論をいうと、あなたが気に入った子であれば性別は二の次で問題ないということです

ウサギのオスにもメスにも可愛らしくて良いところがたくさんあります

もしオスとメス両方に気に入ってる子がいるのであれば、避妊手術を検討できるのか、オスの問題行動を寛大な心で受けれられるのか、そういうところを考えたりするのも良いかもしれないですね

個人的にはオスのウサギさんの甘えん坊な性格は大好きなので、おすすめしたいなと思っています

ウサギの性別についてのまとめ
  • あなたが気に入った子なら性別はどちらでも大丈夫
  • メスのウサギさんは特に避妊手術を検討してほしい
  • オスのウサギは発情期になるとスプレー行為や攻撃的な性格になることがある

あなたが気に入った子なら性別は二の次で問題なし

ウサギさんをお迎えするときには、まずあなたが気に入った子を選びましょう

ウサギ初心者さんにはオスのウサギさんを選ぶことを個人的にはおすすめしますが、オスのウサギさんすべてが甘えん坊な性格というわけではありません

もちろん甘えるのが大好きなメスのウサギさんも存在しますし、性格はウサギさんが育った環境などで変化することもあります

オスとメスどちらか迷うことがあったら、性格・病気リスク・問題行動を考えて選ぶというのも選択肢の1つとして考えてもいいかなと思います

避妊手術は病気リスク軽減に有効で去勢手術は問題行動の緩和

ウサギは食物連鎖のなかでは食べられる側の立場に存在しており、子孫繫栄のためにたくさんの出産をする動物です

そのためオスは発情期に少し攻撃的になったり、おしっこでマーキングをするスプレー行為をしてしまうことがあります

またメスは避妊手術をしていない場合だと子宮関係の病気リスクを抱えてしまい、老後に子宮腫瘍などの病気で亡くなるリスクが高まります

また避妊手術をしていないメスは妊娠をしていないのに、巣作り行動をする偽妊娠という行動をとることがあります

妊娠しているつもりのメスはお腹の赤ちゃんを守るために攻撃的になることもあるので、偽妊娠を緩和するためにも避妊手術は有効です

オス・メスどちらもできれば避妊・去勢手術を検討する

オスはマーキングや性格が攻撃的になったと感じてから去勢手術を検討しても良いと思いますが、メスは若いうちに避妊手術を検討することをおすすめします

避妊手術は病気リスクを軽減して、尚且つ偽妊娠をすることの緩和にもつながります

オスの避妊手術は発情期による攻撃的な性格とスプレー行為の緩和につながります

オスとメスに共通して言えることは、発情期による気持ちの波を落ち着かせることができるので発情によるストレスを減らすこともできることですね

しかしながら、避妊・去勢手術は麻酔を使用する手術なので、そのまま眠りから覚めづに亡くなってしまう可能性もあります

避妊手術や去勢手術を検討する場合には、あなたが信頼できる獣医師さんに相談をして、しっかりと納得ができたときにおこないましょう

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もくじ