ウサギさんと10年以上暮らしているみみたろです
ウサギさんはもともと運動量というのは多くはないのですが、遊ばせてあげない生活をしていると運動不足からストレスを感じることがあります
ストレスを感じるとケージを齧ったり、深夜の足ダンなどの原因になり飼い主さんのストレスになってしまうこともあります
そこで今回はウサギさんに部屋んぽをさせてあげるスペースの目安や場所の作り方などを解説したいと思います
- 外でウサギを散歩させる危険性
- 室内でお散歩させるメリットと注意点
- 部屋んぽをさせるための空間の作り方
お外をうさんぽするのは危険がいっぱい
ペットとのお散歩を連想すると、ワンちゃんのようにお外でお散歩をすることを連想する人も少なくはないのではないでしょうか?
ウサギをお外で散歩させるこSNSなどではうさんぽと呼ばれていますが、ウサギのことを考えるとうさんぽはおすすめできません
なぜお外をうさんぽすることがおすすめできないのかというと、ケガの危険性はもちろんダニによる皮膚病の原因になることもあるからです
しかしケージのみで飼育してしまうと運動不足やストレスの原因になってしまうので、自宅で部屋んぽをすることを強くおすすめします
うさんぽの危険性についてを下記の記事で紹介していますので、気になる方はこちらの記事をご確認ください
部屋んぽをするのは運動不足やストレス解消に効果あり
自宅でウサギさんが活動しても大丈夫なスペースを確保して、部屋のなかでお散歩をすることをSNSなどでは部屋んぽと言います
部屋んぽはうさんぽとは違い、部屋のなかを飼い主さんが安全を確保することができれば安心してお散歩させることができます
部屋んぽはできれば毎日おこなうことがおすすめですが、最低でも週に3~4回程度を30分~60分を目安に部屋んぽをさせてあげましょう
部屋んぽをすることで、思いっきり走ったり飛び跳ねたりすることができるので運動不足の解消やストレス解消に効果があります
ウサギを部屋んぽするときの注意点
自宅で部屋んぽをさせるときに注意するべきポイントは大きく3つあり、ウサギが危険な物はガードする、部屋んぽスペースはサークルやラグをする、部屋んぽ中は飼い主さんが見守ってあげることの3点です
特に部屋んぽをしている最中はウサギさんに危険なものをガードしていたとしても、思いもよらない危険があることもあります
そのためしっかりと見守ることができるときに部屋んぽをおこない、外出中や就寝中などはケージの中で生活をしてもらうことは大切です
- 齧ると危険なコードや植物などはガードまたは除去する
- 部屋んぽスペースはサークルで囲ってラグを敷く
- 部屋んぽをしている間はウサギさんのことを見守る
ウサギが噛むと危険なコードや植物などをガード・除去する
ウサギさんの部屋んぽをするときの注意点1つ目は、齧ると危険な家電のコードや植物などをガードまたは除去することです
ウサギさんと一緒に暮らしている部屋がリビングなどの場合、家電のコードがウサギさんが届く場所にあることが多いです
ウサギ専用の部屋を設けている方でも、加湿器や空気清浄などを利用していることもありますよね
家電のコードを齧ってしまうと、ウサギが感電してしまう可能性や最悪の場合は火災の原因にもなりかねません
家電コードは配線カバーなどを利用して、ウサギさんが齧れないような工夫をしましょう
また観葉植物にはウサギさんにとって有毒なものもあるので、できれば置かないほうが良いと思います
どのような観葉植物がウサギにはダメなのかはこちらの記事で症状まで紹介していますので参考にしてみてくださいね
部屋んぽスペースにはラグやサークルをする
ウサギさんの部屋んぽをするときの注意点2つ目は、部屋んぽスペースはサークルで囲いをして床にはラグを敷くことです
部屋んぽスペースで必要なスペースはどのくらいなのかというと、およそ1~2畳くらいのスペースあると良いですね
スペースは広ければ良いのかというと、実は縄張り意識が強くなってしまいおしっこによるマーキング(スプレー)で困ってしまう可能性があるため広ければ良いというわけではありません
部屋んぽのスペースはウサギさんが飛び越えられない高さのサークルで囲い、ソアホック予防のために足が滑らないようなラグを敷いてあげましょう
部屋んぽのサークルやラグをどのようなものを選べばいいのか迷うという方は、下の記事を確認してみてくださいね
部屋んぽ中は飼い主さんがしっかりと見守る
ウサギさんの部屋んぽをするときの注意点3つ目は、部屋んぽの最中はかならず飼い主さんが見守ってあげることです
部屋んぽの空間をしっかりと作っていたとしても、ウサギさんは飼い主が想像していないようなことでケガをしたり誤飲をしたりすることもあります
飼い主さんが部屋んぽをしている間は同じ空間に居てあげて異変に気付いてあげられるような対応をしてあげることが理想です
部屋んぽをしている間にたくさんナデナデをしてあげてスキンシップをとるのも良いですね
ウサギの部屋んぽをする空間の作り方
- ウサギを部屋んぽするスペースを確保する
- 部屋んぽをする空間の危険なものは触れないようにする
- 部屋んぽする空間サイズのサークルとラグを設置する
1.ウサギの部屋んぽスペースを確保する
まず始めに、ウサギさんが部屋んぽしても大丈夫なスペースを確保します
ウサギのケージの前におよそ1~2畳のスペースを目安にウサギさんが安心して歩き回ることのできるスペースが必要になります
おしっこを飛ばされたり、汚れたりする可能性があるので畳の部屋ではなくフローリングの部屋を選ぶと良いですね
2.ウサギが届く範囲内のコードや植物は取り除く
部屋んぽスペースを確保できたら、次にウサギが齧ったら危険なものをすべて排除したりガードしたりします
ウサギさんはなんでも齧ろうとするので、ウサギさんが届く範囲内に家電のコードや観葉植物などがある場合には届かない工夫をする必要があります
観葉植物はウサギが届かない場所に移動する程度で問題ないですが、家電コードは動かせない場合があります
そのようなときには、スパイラルや配線コードなどを利用してウサギさんが齧れないように工夫をすることが非常に大切です
3.部屋んぽスペースをサークルで囲い床にラグを敷く
最後に部屋んぽをする想定のスペースをサークルで囲い、床には洗いやすい素材のラグを敷きます
ウサギはジャンプ力が非常に高く、1メートルを飛び越えられる子も少なくはないです
これがサークルで部屋んぽスペースを囲ったとしても見守る必要のある理由でもありますね
一般的に販売されているサークルは高さが1メートル以下のものも多いのですが、できる限り高さのあるサークルを選ぶことをおすすめします
ウサギの部屋んぽについてのまとめ
この記事ではウサギさんをうさんぽではなく部屋んぽをおすすめしたいこと、部屋んぽをする環境についてを詳しくまとめてみました
ウサギさんはワンちゃんなどとは違い、狩られる立場の生き物なのでお外の散歩をすることは運動不足の解消にはなると思いますがストレスが増加する可能性もあります
ですがケージ内だけで生活をさせてしまうと運動不足やストレスの原因になってしまうのでおすすめできません
そのため室内で安心して散歩できるスペースを整えて、部屋んぽを週に少なくても3~4回程度させてあげることで運動不足やストレス解消につながります
- うさんぽは皮膚病やケガの危険性があるため部屋んぽがおすすめ
- 部屋んぽをすることで運動不足やストレス解消に効果がある
- ウサギの安全を確保した場所で見守りながら部屋んぽをする
うさんぽは皮膚病やケガの危険性があるから部屋んぽがおすすめ
ウサギさんは食物連鎖のなかでは食べられる側の立場の存在で、繫殖能力が高いことでいままで食べられながらも生存してきました
そのため外というのはウサギさんにとって危険のある環境であり、うさんぽは運動不足解消にはつながると思いますがストレスになってしまう可能性が高いです
また芝生の生えているような公園などは虫がいてダニなどに刺されて皮膚病になってしまう可能性もあります
ワンちゃんやカラスなどが居るような場所だとケガの危険性もあるのでうさんぽをする方は注意をしてくださいね
部屋んぽをすることで運動不足・ストレス解消につながる
うさんぽは危険が多いというのをお話しましたが、ケージ内だけで育てると運動不足やストレスが蓄積してしまうので散歩ができるスペースを確保しましょう
室内でお散歩させることでウサギにとって怖いカラスやイヌ、ネコなどの危険から守ることができます
週に3~4回程度30~60分程度を目安に1~2畳程度のスペースで部屋んぽをさせてあげることで、運動不足やストレス解消に効果があります
ウサギさんのためにも部屋んぽのスペースや時間を確保してあげましょう
ウサギの安全を確保して部屋んぽスペースを確保しよう
ウサギさんを安心して部屋んぽさせてあげるためには、部屋んぽのスペースは必ず安全を確保をして解放中は見守ってあげることが大切です
部屋んぽスペースの安全を確保するためには、ウサギさんが齧ってはいけないものなどを排除した状態の場所をサークルで囲ってあげて、床には滑らないようなラグを敷いてあげましょう
特に家電コードなどがウサギさんが届くところにある場合はとても危険で、感電して火傷をしてまう可能性もあります
取り除くことのできない家電コードが部屋んぽスペースにある場合には、配線コードなどを利用して齧れないように工夫をしてあげましょう
またラグ選びをするときには、簡単に掃除ができるように洗いやすいものを選ぶことも大切ですね