ウサギさんと10年以上暮らしているみみたろです
ウサギさんに使用できるブラシはさまざまありますが、じつはすべてが必要というわけではありません
この記事では種類別のブラシの特徴と、どのようなときに使用するのがおすすめなのかを紹介します
またあなたのウサギさんにはどのブラシが最低限必要なのかを一緒に確認していきましょうね
- ウサギにブラッシングが必要である理由
- 短毛種・長毛種のブラシの選び方
- ウサギに使用できるブラシの種類
ウサギにブラッシングが必要である理由
ウサギさんには、日頃のお世話としてブラッシングはとても大切です
なぜブラッシングが大切なのかというと日常的にウサギさんは毛が抜けやすく、特に春と秋の換毛期にはどこにこんなに毛があったの?と思うくらい大量に毛が抜けるからです
この大量の換毛期の毛をウサギさんの口に含んでしまうと、毛球症からうっ滞になってしまう可能性もあるのでブラッシングをすることでうっ滞予防にもなります
またブラシを使用しないで手でハンドブラシを毎日することで、ウサギさんとのコミュニケーションにもつながるのでおすすめです
- 春と秋の換毛期にブラッシングが大切だから
- 大量に毛を飲み込んでしまうと毛球症からうっ滞になる可能性がある
- ブラッシングは飼い主とウサギさんのコミュニケーションになる
春と秋に換毛期がくるからブラッシングは大切
ウサギさんのブラッシングが大切である1つ目の理由は、春と秋の換毛期があるからです
ウサギさんには春には夏毛に、秋には冬毛に生え変わるタイミングがあります
この換毛期のときには、昨日もたくさんブラッシングして取り除いたのに今日もこんなに抜けてるの?と思うくらいたくさんの毛が抜けます
ウサギさんはキレイ好きなので毎日のように毛づくろいをしますが、飼い主さんもお手伝いをしてあげることはとても大切です
大量の毛を飲み込むと毛球症からうっ滞になる可能性がある
ウサギさんのブラッシングが大切である2つ目の理由は、大量に毛を飲み込んでしまうと毛球症からうっ滞になってしまう可能性があるからです
毛球症とは、ウサギさんが抜け毛を排出できない量を摂取してしまって胃腸の動きを低下させてしまうことです
毛球症になってしまうと、症状として胃腸うっ滞になってしまうことがあるんですね
うっ滞予防のために毎日たくさんの繊維質の多い牧草を食べさせることも大切ですが、抜け毛を口に入れてしまう量もブラッシングをすることで軽減することも大切です
胃腸うっ滞はどういう症状なのか詳しく知りたい方は下記の記事を確認してください
飼い主とウサギさんのコミュニケーションになる
ウサギさんのブラッシングが大切である3つ目の理由は、飼い主さんとウサギさんとのコミュニケーションになるからです
ブラッシングは手だけでおこなうハンドブラシという方法があります
ハンドブラシはブラシを使用しないので、皮膚へのダメージもなく抜け毛を取り除いてあげることができるため毎日おこなうことが大切です
また毎日ハンドブラシをすることで、ウサギさんと飼い主さんとのコミュニケーションになるところも大きなメリットですね
短毛種・長毛種のブラシの選び方
ウサギさんには毛が比較的短めの短毛種と毛がフサフサしている長毛種が存在します
わたしは短毛種・長毛種の両方のウサギさんと一緒に暮らしたことがありますがウサギ初心者さんにはどちらかというと短毛種と一緒に暮らしたほうがラクかなって思います
長毛種はいつの間にか腹回りや足の裏などにいつの間にか毛玉が発生していることが多いんですよね
まずは短毛種と長毛種に最低限必要なブラシの種類をお話します
- 短毛種(ネザーランド・レッキスなど)
- ハンドブラシ
- ラバーブラシ
- 長毛種(ジャージーウーリー・アンゴラなど)
- ハンドブラシ
- ラバーブラシ
- スリッカーブラシ
短毛種(ネザーランド・レッキスなど)
短毛種のウサギさんの品種は例をあげると、レッキスやネザーランドドワーフなどです
ネザーランドドワーフやレッキスなどの短毛種のウサギさんは毛の長さが比較的短いので、長毛種に比べると毛玉になることは少ないですね
短毛種のウサギさんには、基本的に手でハンドブラシをしながら毛づくろいをしてあげましょう
そして換毛期にはハンドブラシだけではブラッシングが足りなくなってしまうので、慣れさせるために換毛期以外でも週1でラバーブラシを使用することをおすすめします
長毛種(ジャージーウーリー・アンゴラなど)
長毛種のウサギさんの品種は例をあげると、ジャージーウーリーやイングリッシュアンゴラなどがあげられます
我が家で初めて一緒に暮らしていたウサギさんはロップイヤーとライオンラビットのミックスだったので、長毛種さんとも生活したことがあります
長毛種のウサギさんは毛の根元から毛玉になってしまうことが多く、こまめにブラッシングをしてあげることが大切です
少し絡んだ程度ならほぐすこともできるので短毛種はラバーブラシのみで問題ありませんでしたが、スリッカーブラシもあると良いですね
ウサギのブラッシング用のブラシ種類5選
ウサギさんのブラッシングに使用するブラシは手を含めて大きく5つあります
ウサギさんに使用するブラシの種類は、手(ハンドブラシ)、ラバーブラシ、スリッカーブラシ、豚毛ブラシ、コームの5種類です
特にハンドブラシは毎日のようにおこなうことがおすすめで、短毛種・長毛種ともにラバーブラシはもっておくといいでしょう
また長毛種の場合には、スリッカーブラシも1本もっておくと少し毛が絡んでしまったときにほぐすことができるのでおすすめです
- 手(ハンドブラシ)
- ラバーブラシ
- スリッカーブラシ
- 豚毛ブラシ
- コーム
手(ハンドブラシ)
ウサギさんのブラッシングに使用するためのブラシの1つ目は、手でハンドブラシをすることです
ハンドブラシとは、道具を使用せずに抜けた毛を取り除くようにグルーミングをしてあげることで道具を使用するブラッシングに比べると皮膚の負担が少ないです
ハンドブラシのときには、素手でそのままでも問題ありませんがグルーミング用のスプレーを使用しても問題ありません
ほぐすためにグルーミングスプレーの代用として、100均のスプレーボトルに水道水を入れて使用するのも大丈夫ですよ
ラバーブラシ
ウサギさんのブラッシングに使用するためのブラシの2つ目は、ラバーブラシです
ラバーブラシとはシリコン製のブラシのことで、短毛種・長毛種ともに使用しやすくて皮膚への負担もブラシのなかで少ないことも特徴です
またブラシ本体を丸洗いすることもできるので、清潔に保つこともできることもポイントです
現在一緒に暮らしているウサギさんに使用しているラバースリッカーブラシは、持ち手もあって使いやすいのでおすすめですよ
スリッカーブラシ
ウサギさんのブラッシングに使用するためのブラシの3つ目は、スリッカーブラシです
スリッカーブラシはピンが多いので、毛量の多いウサギさんにおすすめです
スリッカーブラシは力を入れすぎてしまうと皮膚を傷つけてしまう可能性もあるので、力加減をして同じところばかりブラッシングしないように注意しましょう
豚毛ブラシ
ウサギさんのブラッシングに使用するためのブラシの4つ目は、豚毛ブラシです
豚毛ブラシは仕上げに使用することで、毛並みを整えて艶やかにすることができます
あまりブラッシング効果はありませんが、マッサージ効果は少しだけあります
コーム
ウサギさんのブラッシングに使用するためのブラシの5つ目は、コームです
コームは毛が根元から絡んでしまっているときに、ほぐすために使用するブラシです
しかし毛が根元から絡んでしまっていると、ウサギさんが痛い思いをする可能性があるのでコームを使用しないといけない状態のときにはプロの方にお任せした方がいいと思います
ウサギのブラッシング用ブラシの種類と選び方まとめ
この記事ではウサギさんのブラッシング用のブラシの種類と選び方についてまとめました
基本的には毎日のウサギさんのブラッシングには、手を使用したハンドブラシでおこなうことをおすすめします
そして換毛期以外は週1程度、ラバーブラシやスリッカーブラシを使用してブラッシングをしてウサギさんをブラシに慣れさせてあげることが大切です
またハンドブラシを毎日してあげることで、抜け毛を取り除くことはもちろんコミュニケーションや健康管理にもつながります
- ウサギさんのブラッシングは健康管理のためにも大切
- ウサギのブラッシングの基本はハンドブラシで時々ブラシを使用する
- ウサギさんのブラシはすべて集める必要はない
ウサギさんのブラッシングは健康管理のためにも大切
ウサギさんのブラッシングには、ハンドブラシというのがあり毎日することをおすすめします
ハンドブラシを毎日おこなうことをなぜおすすめするのかというと、抜け毛を取り除くことはもちろん健康管理にもつながるからです
また毎日のように手でグルーミングをしてあげることで、コミュニケーションにもなってウサギさんと仲良くなることができる可能性も高まります
ウサギさんのブラッシングのタイミングと方法についてまとめている記事があるので、気になる方はこちらの記事を確認してみましょう
ブラッシングは毎日ハンドブラシでラバーブラシは週1程度
ブラッシングは毎日おこなうことを推奨していますが、これはブラシなどの道具をするものではなく手だけでおこなうハンドブラシのことです
ラバーブラシやスリッカーブラシを使用するブラッシングは皮膚に少なからず負担があるので、毎日おこなうと皮膚にケガをしてしまう原因になりかねません
換毛期以外のラバーブラシやスリッカーブラシを使用するブラッシングは週1程度にとどめましょう
ブラッシング用のブラシはすべて集める必要はない
ウサギさんのブラッシングに使えるブラシはさまざまな種類がありますが、すべて用意する必要はありません
豚毛ブラシは仕上げに使う方もいますが、そこまで重要なブラシではありません
コームも毛が絡んでいるときに使うブラシの1つですが、コームは初心者が使用するとウサギさんの皮膚にダメージを与えてしまう可能性があるのであまりおすすめできません
コームを使用しないとほどくことができない毛玉はうさぎサロンなどプロの方にお任せすることをおすすめします