うさぎさんと10年以上暮らしているみみたろです
ウサギさんのことを好きな方は「うさんぽ」という言葉をご存じでしょうか?
うさんぽとは公園などをワンちゃんのように胴輪をつけてウサギさんと一緒に外でお散歩をすることです
しかし室内とは違い、外でうさんぽをするということは想像している以上に危険がいっぱいあることなのです
そのことをこの記事でいま一度確認をして、本当にうさんぽをあなたの愛兎に必要なのかを考えてみてほしいと思っています
- うさんぽについて
- うさんぽが危険である理由
- うさんぽの代わりに部屋んぽをおすすめする理由
うさんぽとはウサギをハーネスを付けて散歩すること
うさんぽとは何かというと、ワンちゃんのように胴輪とリードをつけてお外を散歩させることをいいます
最近はペットショップなどでもいろいろな種類のウサギさん専用の可愛い胴輪も販売されていますね
うさんぽをすることでウサギさんが気分転換になったり、家では味わえないさまざまな刺激を感じたりすることができます
しかしウサギさんは臆病な動物なので、うさんぽをする最低条件として何かあったときに抱っこをできることが重要です
外をうさんぽすること危険なこと3選
うさんぽについて少しお話しましたが、ウサギさんは臆病な動物なのをまず念頭におきましょう
外出に慣れていないウサギさんにとって外の刺激が気分転換になる可能性もありますが、逆にその刺激がストレスになってしまう可能性もあります
パニックを起こして急に胴輪が外れて大ケガをさせてしまう可能性もあるのです
まずはうさんぽをすると、どんなウサギに対する危険があるのか3つ例をあげたいと思います
- 生えている植物がウサギにとって悪影響がある
- ノミ・ダニなどの虫がウサギの皮膚にくっついてしまう
- イヌ・ネコ・カラスなど他の動物に危害を加えられる
公園などに生えている植物がウサギにとって危険な可能性がある
うさんぽでウサギさんに危険が生じる可能性があること1つ目は、公園などに生えている植物がウサギにとって危険な可能性があるからです
例えば観賞用に植えられているアジサイやアサガオなどは、ウサギにとって有毒な植物ですね
またクローバーのようなウサギが食べられる植物であっても、除草剤や殺虫剤などが散布されている可能性があるので基本的に公園の植物を食べさせるのは良くないです
ノミ・ダニなどの虫がウサギの皮膚に付着してしまう
うさんぽでウサギさんに危険が生じる可能性があること2つ目は、ノミ・ダニなどの虫がウサギの皮膚に付着してしまう可能性があるからです
人間もノミ・ダニに刺されると蚊に刺されたときよりも痒くて赤く腫れあがるのはご存じでしょうか?
もしウサギの皮膚にノミ・ダニが付着した場合は、同じように刺されてしまい皮膚に炎症をおこしてしまう可能性があります
うさんぽで外を走らせてあげた場合には、帰宅後にしっかりとブラッシングをしてあげる習慣をつけることが大切です
散歩中のイヌや野生のネコやカラスによるケガの可能性
うさんぽでウサギさんに危険が生じる可能性があること3つ目は、うさんぽ中にほかの動物から危害を受ける可能性です
うさんぽする場所が公園だとすれば、おそらくワンちゃんがお散歩をしていることは少なくはないでしょう
紹介したいX(旧:Twitter)のポストがあるのですが、ある日ワンちゃんと子供を連れた家族が居ました
ワンちゃん連れの家族のお子様がウサギさんを触りたいと言われ了承したのですが、子供がウサギさんを触っていた瞬間ワンちゃんはなんとウサギさんを噛んでしまいました
すぐに動物病院に連れて行ったそうですが、結果はショック死になってしまったそうです
うさんぽは、しなくても死なないけど
うさんぽをすると、死ぬ可能性がある
モキュ様のおかん様のポストより引用
このポストはウサギを飼うのであれば、1度すべて読んでもらいたいなって思っています
ウサギさんのために部屋んぽスペースを確保してあげよう
少しだけ重たい話をしてしまいましたが、うさんぽの代用にウサギさんのストレス発散にどのような行動を飼い主がすればいいのかというと結論は部屋んぽです
部屋んぽとは、ウサギさんにとって安全な環境を飼い主さんが確保し、そのスペースのなかで自由にお散歩することです
部屋んぽをすることで運動不足やストレスの解消につながるので、最低でも週に3~4回程度30~60分を目安に部屋んぽをさせてあげることをおすすめします
部屋んぽについてこの記事でも軽く紹介しますが、詳しくは下の記事で紹介していますので気になるかたはこちらを確認してみてください
- 1~2畳程度の部屋んぽスペースを確保する
- 部屋んぽスペースにはウサギに危険のない状態にする
- 部屋んぽをしてるときはかならず飼い主が見守る
部屋んぽに必要なスペースは1~2畳を目安にする
部屋んぽをするときの1つ目のポイントは、ウサギさんが部屋んぽをしても大丈夫な場所を確保することです
うさんぽをするのに必要なスペースはおよそ1~2畳が目安です
これは大きければ良いというわけではなく、1~2畳程度のスペースから始めるというのは縄張り意識による本能でおしっこなどでニオイ付けをすることがあります
部屋んぽのスペースを拡大してしまうと、マーキング行動で困ってしまうことがあるので注意しましょう
ウサギさんのマーキングについての詳細は下記の記事で解説しています
部屋んぽスペースはウサギに危険がない状態にする
部屋んぽをするときの2つ目のポイントは、部屋んぽスペースにはウサギに危険がない状態を確保することです
ウサギさんはいろんなものをかじる習性があるので、かじったら危険なものはかじれないようにしておく必要があります
例えば家電コードなどはコンセントに差さっている状態のときにかじってしまうと、ウサギさんが口のなかを感電してしまう可能性があります
また家電コードをかじられたことに気付かずに使用していると火災の原因になってしまう可能性もあります
家電のコードはウサギさんが届く範囲内にはできる限り設置せずに、最低限の家電のコードは配線カバーでかじられないように予防しましょう
部屋んぽ中はかならず飼い主が見守っている状態でおこなう
部屋んぽをするときの3つ目のポイントは、部屋んぽをしている最中はかならず飼い主さんが見守っている状態でおこなうことです
部屋んぽのスペースをサークルなどで囲っている場合、ウサギさんは1メートルは簡単に飛び越えてしまう子が多いです
ウサギの祖先であるアナウサギさんは6メートルも飛び越えられるそうなので、サークルで囲っているから安心ということは無いと考えていいでしょう
またサークル内で飼い主さんが想像していなかったウサギさんにとって危険なところがある可能性もあるので、部屋んぽをしている間はしっかりと見守りましょう
一緒に遊んであげたり、おやつをあげたりしてスキンシップをとるのもおすすめです
ウサギのうさんぽについてまとめ
この記事では、うさんぽが公園などを胴輪をつけて散歩をすることでウサギにとっては危険なことになってしまう可能性があることをお話していきました
うさんぽはお外で楽しくしているウサギさんの姿をみることができたり、可愛い写真を撮ることができたりする魅力もありますがかならず必要なことではありません
個人的にはうさんぽの代わりに、部屋のなかでウサギさんが安全に散歩することができるスペースを確保してから部屋んぽをさせてあげることをおすすめします
- うさんぽとは公園などを胴輪をつけて散歩をさせてあげること
- 外にはウサギにとって危険がたくさんあることを飼い主は理解しよう
- うさんぽの代わりに部屋んぽをすることで運動不足やストレス解消につながる
うさんぽとは公園などを胴輪をつけて散歩をすること
うさんぽとは、公園や私有地(畑や庭など)を胴輪をつけて散歩をすることをいいます
ウサギさんは基本的に臆病な生き物なので、最初から外に出すのではなくて室内に居るときに胴輪をつけて慣れさせたり、うさんぽをする予定のところをウサギ用のキャリーバッグのなかに入れた状態で行ってみたりしてみましょう
うさんぽに慣れさせるための下準備をすることで、うさんぽ中にパニックをおこしてしまう可能性を低くすることができます
ウサギにとって外は危険があることを理解しておこう
うさんぽについてを今回お話しましたが、わたしはうさんぽをすることはあまりおすすめできません
なぜうさんぽがウサギさんにとって危険なのかというと以下の3点があげられます
- 生えている植物がウサギにとって悪影響がある
- ノミ・ダニなどの虫がウサギの皮膚にくっついてしまう
- イヌ・ネコ・カラスなど他の動物に危害を加えられる
そしてうさんぽは行かなくても特にウサギさんにとって困ることはないですが、うさんぽに行くということはケガや最悪死亡してしまうことと隣り合わせです
そのことだけは覚えて帰っていただけると幸いだなと感じています
うさんぽの代わりに部屋んぽをして運動不足やストレスの解消をしよう
うさんぽをしなくても困ることはないと先ほど話ましたが、代わりに部屋んぽをさせてあげることは大切です
部屋んぽとは限られたウサギに安全を確保したスペースだけで散歩をして、運動不足やストレスの解消をさせてあげる効果があります
1~2畳程度のスペースを確保してあげて、ウサギさんがかじってはいけないものは齧られないような対策をしておきましょう
そして部屋んぽをしている間はしっかりと飼い主さんが見守ってあげることが大切で、部屋んぽ中におやつを与えたり一緒に遊んだりしてスキンシップをとりウサギさんと仲良くなりましょう