ウサギさんと10年以上一緒に暮らしているみみたろです
みなさんは過ごしやすい温度はどのくらいですか?わたしは寒がりなので、夏は26℃くらいで冬は20℃くらいの温度が快適かなって思っています
しかしながら、ウサギさんの体感温度は暑がりなので夏はわたしの体感温度で合わせると暑くなってしまうんですよね
そこで今回は、ウサギさんが過ごしやすい温度と湿度について紹介していきたいと思います
- ウサギに適正な温度と湿度
- 夏に暑いときのウサギのサインと対策
- 冬に寒いときのウサギのサインと対策
ウサギさんの適正温度と同じくらい湿度も大切
ウサギさんが快適に過ごすことができる温度は、18℃~24℃を目安にすると良いと言われています
体感としては、人間が冬にはちょうどいいけど夏に少し肌寒いと感じる程度の温度かなと思います
また温度についてはエアコンなどで設定することで適正温度を保つことは容易だとは思いますが、意外と湿度をあまり確認してい場合も多いです
ウサギさんが快適に過ごせる湿度の目安は、40~60%程度です
温度や湿度を保つことで、食欲不振になることも軽減してストレスを与えないで過ごすこともできますよ
- 適正温度は18℃~24℃
- 適正湿度は40~60%
- 適切な温湿度を保つことで胃腸うっ滞予防にもつながる
\ 温度と湿度を普段から確認できると良いですよ /
ウサギさんの適正温度は18~24℃
ウサギさんが過ごしやすいと感じる温度は1年を通して、18~24℃を目安に室温を保つことをおすすめします
冬は比較的20℃を保つことは容易なのですが、意外と夏に24℃以下を保つのは難しいんですよね
寒暖差は特にストレスを感じてしまうので、エアコンは24時間運転している状態にする必要があります
ウサギさんの過ごしやすい湿度は40~60%
ウサギさんが過ごしやすい適正湿度は、40~60%を目安にしましょう
夏にエアコンを冷房運転していると比較的40~60%を保つことは容易なのですが、梅雨の季節は湿度が高くなったっり、冬には湿度が低くなったりすることがあります
エアコンとは別に、冬の乾燥対策のために加湿器は準備しておくといいでしょう
ちなみに我が家ではエアコンでかなり乾燥する環境なので、大型の加湿器を利用しています
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温度と湿度を保つことで胃腸うっ滞の予防にもつながる
ウサギさんは適正な温度や湿度を保つことで、温度変化によるストレスを軽減することができます
ウサギさんはとてもストレスには敏感で、ストレスを感じると食欲が減少してしまうこともあります
牧草の食べる量が減少してしまうと、胃腸うっ滞になってしまう可能性もありウサギさんの体調不良につながってしまうこともあるんです
そのため温度と湿度を適正に保つことが、結果的に胃腸うっ滞の予防にもつながります
\ 胃腸うっ滞について知りたい方はこちらの記事 /
ウサギさんが寒いときのサインと対策
ウサギさんは暑さに比べると寒さには比較的強いのですが、エアコンで空調をする必要があります
ウサギさんの適正温度は18~24℃なので、我が家では室温が20℃になるのを目安にエアコンを24時間稼働しています
エアコンで高めの温度を設定してしまうと湿度が低くなりやすいので、むやみに温度をあげれば良いというわけではないことを念頭においておきましょう
また湿度もしっかりと確認して、湿度が低すぎないか確認をしましょう
湿度が低いと人間も体感温度が低く感じてしまうので、加湿器を利用して湿度を50%程度にすることを目標に40%以上の湿度を保つようにしましょう
ウサギさんが寒いときにおこすサイン
ウサギさんが寒いときに起こすサインは、なるべく自分の体温を放出しないようにする行動をするところから始まり、身体が冷えると食欲不振になります
ウサギさんが手足を見えない状態にして座っているときは、体温を逃がさないようにしている体勢かもしれません
このときに耳がいつもに比べると冷えているときは、寒いと思っている可能性があります
ウサギさんは比較的寒さには強く、暑さに弱い動物ですが冷気が出てくるところがあったら遮断することを心がけましょう
- 丸くなって隅のほうで座っている
- 耳がひんやりと冷たくなっている
- 食欲が減って軟便になる
ウサギさんのための寒さ対策
ウサギさんの寒さ対策は、基本的にエアコンで空調管理をして加湿器を併用することをおすすめします
ウサギさんは寒さには比較的強いので、室内で暖房を24時間運転している状態であれば問題ないと思います
しかし温かい空気は上に行き、足元には冷気が溜まってしまうので、サーキュレーターで空気を循環させることもおすすめです
それでも心配な方は、ケージの下が底冷えしないようにマットを敷いたり、ケージに毛布をかけてあげるのも良いですね
ウサギさんが居る部屋の窓に断熱シートをつけたり、遮熱効果のあるカーテンをつけてあげたりするのもおすすめです
- エアコンで暖房運転をする
- ケージにカバーをかけてあげる
- 小動物専用のパネルヒーターを利用する
暖房対策しすぎて暑すぎることがないように注意
先ほども少しお話しましたが、ウサギさんは寒さには強くて暑さには弱い動物です
そのため、飼い主が良かれと思って寒さ対策をした結果ウサギさんが暑すぎて体調を壊してしまうこともあります
例えば人間が使用する、足元のパネルヒーターをウサギさんのケージを覆うように使用しているという話を聞いたことがあるのですが正直おすすめできません
ケージが閉め切っている状態だと、ケージのどこにいても暑いと感じてしまう可能性があるからです
部分的に暖房できるようなウサギ専用のパネルヒーターをを利用して、温かいところと何もないところを選ばせてあげられるくらいがちょうどいいと思います
ウサギさんが暑いときのサインと対策
ウサギさんは暑さには弱いので、28℃以上になる日には必ずエアコンで冷房運転をする必要があります
なぜウサギさんが暑さに弱いのかというと、人間と違って汗をかくこともできないうえに、たくさんの毛に覆われていますよね
もしも熱中症になってしまうと命に関わり、脱水症状から腎不全をおこしてしまう可能性があるからです
また熱中症にならなかったとしても、夏バテをしてしまい食欲が減ってしまうとそのまま胃腸うっ滞になってしまう可能性もあります
室内の温度は高かったとしても、27℃までに留めて湿度は70%以下になるようにしましょう
日本の夏は高温多湿なので、ウサギさんの適正温湿度を保つのはとても大変ですがそれ以上の温度になってしまうと体温調節が難しくなり熱中症になってしまう可能性があります
ウサギが暑いときにおこすサイン
ウサギさんが室内が暑いときにおこすサインは、体温を外に逃がすような行動を始めます
例えば、フローリングを選んで身体をできる限り床に触れるようにして身体を冷やそうとしている行動などがあげられます
また水分を飲む量がいつもより多いときは、尿の量が増加するので気付きやすいですね
- 水を飲む量が普段よりも多い
- 呼吸が荒い
- 冷たい床に身体を横に伸ばす
ウサギさんのための暑さ対策
ウサギさんは暑さには弱いので、室内の温度が28℃になり始めたら24時間エアコンで冷房運転をする必要があります
最低でも室温は27℃以下にする必要があるので、少し人間が肌寒いと感じるくらいの設定温度にする必要がありますね
我が家のエアコンは大型のエアコンなので、27℃設定にしてウサギさんが居る場所は27℃以下を保つことができています
また窓に遮熱カーテンをすることで、窓からの熱で室内が暑くなることを予防できるのでおすすめです
我が家ではプラダンを利用して2重窓を簡易的に作っていますよ
- エアコンを活用して空調する
- アルミプレートなど自分で温度調節できるものを用意する
- 窓には遮熱カーテンやすだれを活用する
ウサギさんの適正温度のまとめ
この記事では、ウサギさんが快適に過ごすことのできる適正温湿度についてまとめました
ウサギさんは暑さに弱く、寒さには強い動物であることは念頭に入れて人間とは体感温度が少し違うということを覚えておきましょう
夏はウサギさんの適正温度と湿度を保つのは少し難しいかもしれませんが最高室温は27℃以下にはなるようにエアコンを使って頑張りましょう
また冬に寒さ対策をするときにも、暖め過ぎて逆に暑くならないようにも注意することが必要です
- ウサギさんと暮らすにはエアコン必須
- 適正温度とおなじくらい湿度も大切
- 冬の暖房のときに暑くなりすぎないように注意しよう
ウサギさんの暮らす環境にはエアコンが必要
ウサギさんと一緒に暮らすためには、夏も冬もエアコンが必須です
ウサギさんは寒暖差でもストレスを感じてしまうため、できる限り一定の温度を保つことが大切です
エアコンは昼から夜に温度が変化したり、翌日の早朝にすごく寒くなったりする季節にも24時間自動運転をしておくと良いですね
適正温度には湿度も関係性がある
体感温度には温度とおなじぐらい湿度も関係しています
これはウサギさんも人間も同様で、もし温度が26℃だったとしても湿度が10%上昇すると1℃体感温度が上がってしまうと言われています
夏には湿度を下げるようにすると体感温度が下がり、冬には湿度を上げるようにすると体感温度が上がるということを覚えておきましょう
基本的にウサギさんは40~60%の湿度だと快適と感じるみたいです
寒いときの暖房で暑くなりすぎないように注意しよう
冬は外はもちろん室内も暖房を使用しないととても寒くなると思いますが、ウサギさんのスペースを暖めすぎないように注意しましょう
良かれと思って人間用の足元パネルヒーターをケージに使用してしまうと、暑いところから逃げる場所を失ってしまう可能性が高いです
エアコンとサーキュレーターを併用して足元まで暖気を回したり、小動物用のパネルヒーターを利用したりすると良いですね
また窓や扉などの冷気が入りやすい場所の対策も重要で、エアコンの効きにもつながります