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ウサギがストレスを感じてしまうタイミングと症状について

うさぎと10年以上一緒にくらしているみみたろです

ウサギさんは小学校でも屋外で暮らしているから簡単に育てられると感じている方も少なくないのかなと思います

しかしながらウサギさんは想像しているよりもとてもストレスに敏感な生き物で、普段と違うことがあると身体の症状におこってしまう可能性があります

食欲が低下してしまうと、最悪の場合は命に関わってしまうこともありますのでこの記事を読んでウサギさんがストレスを感じないような生活を心がけましょう

この記事でわかること
  • ウサギがストレスを感じてしまうタイミング
  • ストレスを感じるとおこる症状
  • ストレスとうっ滞に関係性があること
もくじ

ウサギさんがストレスを感じるタイミング

ウサギさんはとてもストレスに敏感な動物なのですが、これは野生化では食べられる側の立場だからこそ変化に敏感だからということが理由です

そのため特にウサギさんを迎え入れたタイミングは住むところも生活する人間も変化するので、ストレスを感じてしまうのは想像しやすいでしょう

また一緒に長く暮らしていたとしてもお出かけをしようとしたり、子連れの友人が遊びに来たりするのはウサギさんにとってはストレスを与えてしまう可能性もあります

ウサギさんがストレスを感じてしまうタイミング
  • 迎え入れたばかりなど環境の変化があった
  • 音・光・温度変化など刺激的な変化を感じた
  • 引越し・旅行などで長距離移動があった
  • 飼育環境がウサギさんに不適切だった
  • ウサギさんに構ってあげられず孤独だった

迎え入れたばかりなどで環境の変化があった

ウサギさんがストレスを感じるタイミングの1つ目は、迎え入れたばかりなど環境の変化があったタイミングです

ウサギさんは環境の変化にはとても敏感で、普段と違う人間や動物と暮らしたりケージ内の配置を変えたりするのもストレスに感じる子がいます

もしウサギさんをお迎えする家庭にワンちゃんやネコちゃんなどが既に暮らしている場合は、最初のうちは別の部屋で暮らすようにしましょう

またウサギさんを迎え入れてすぐには、撫でたり抱っこをしたりするのは控えるようにしましょうね

ウサギさんをお迎えしてから1週間の過ごし方をまとめた記事がありますので、気になる方はこちらの記事を確認してください

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刺激的な音・光・温度変化などを感じることがあった

ウサギさんがストレスを感じるタイミングの2つ目は、音・光・温度変化などウサギが刺激を感じるようなことがあったタイミングです

例えば台風で雷や雨音が強かったり、真夏で深夜から昼までに急激な温度差があったりするようなときですね

そのほかにもお祭りなどで花火の音が大きいときなどもウサギさんがストレスを感じてしまいます

温度変化はどの家庭でも起こりやすい変化なので、できる限りエアコンを利用して空調を整えてあげるとウサギさんが過ごしやすい環境にすることができます

また花火や台風の音があるときにはタオルで目隠しをしてあげたり、窓を開けないようにして大きな音が室内に入らないようにしたりすることが大切です

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引越しや旅行で移動時間長かった

ウサギさんがストレスを感じるタイミングの3つ目は、引越しや旅行など移動時間が長かったタイミングです

わたしはウサギさんをうさんぽなどで一緒に外を歩くことは推奨したくない派なので旅行はウサギさんと一緒に行きませんが、一緒に引越しをしたことはあります

引越しのときには車移動でお出かけ用のキャリーバックに入れて移動をしますが、長時間狭いところで揺れながら移動することになるのはウサギさんにとってストレスです

長い時間の移動を控えている場合には、少しずつ車のドライブでウサギさんを慣らしてあげる時間を作ってあげましょう

\ ウサギさんをお留守番させるときの方法の記事はこちら /

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ウサギが暮らす環境が不適切な場合

ウサギさんがストレスを感じるタイミングの4つ目は、ウサギさんがくらしている環境が適していない場合です

これは日頃からストレスを感じて蓄積している可能性がありますが、例えばウサギさんへのごはんや水を毎日提供していなかったり、掃除不足で安心した寝床が提供できていない場合などです

ウサギさんは毎日、新しい水に取り替えてあげたりペレットを朝と夕方の2回に分けて与える必要があります

またケージ内の抜けた毛やウンチやおしっこは毎日掃除をしてあげて、トイレ掃除もかかさないようにしましょう

ウサギさんが孤独だと感じている場合

ウサギさんがストレスを感じるタイミングの5つ目は、ウサギさんとの時間がとれず孤独を感じている場合です

ウサギさんは野生化で群れて暮らしている生き物です

そのためパートナーと呼べる仲間が必要であり、集団生活をしてない場合には飼い主さんがパートナーにあたります

ウサギさんとの時間をしっかりと作ってあげて、あなたがウサギさんのパートナーになってあげましょう

ウサギがストレスを感じているときにおこること

ウサギさんはストレスを感じると食欲が減退してしまい、最悪の場合体調不良から命に関わる可能性があります

ストレスを感じて食欲不振になってしまうと、牧草などの食べる量が減少してウンチの量や大きさなどに変化があるときには要注意です

ウンチが減少しているときには胃腸の動きが低下している可能性があり、胃腸うっ滞になってしまう可能性があるからです

また妊娠または偽妊娠のときや発情期のときにもストレスを感じて、普段よりも攻撃的になってしまうこともあります

ウサギさんがストレスを感じているときの行動・症状
  • 食欲不振になってしまう
  • コロコロうんちの量や大きさがいつもと違う
  • 身体を震わせたり、身を隠したりする
  • ケージを齧ったり、人間に攻撃的になったりする
  • 体調不良になってしまう

食欲不振になってしまう

ウサギさんがストレスを感じているときにおこること1つ目は、食欲不振になってしまうことです

ウサギさんはストレスに敏感な生き物で、ストレスを感じるとペレットなどを普段は完食するものも残してしまうこともあります

食事の量が減少してしまうと体重も減少してしまうため、ストレスの要因を解消してあげることが大切です

24時間以上の食欲不振は病気を隠している可能性もありますので、解消できない場合は動物病院に相談しましょう

ウンチの量や大きさがいつもと違う

ウサギさんがストレスを感じているときにおこること2つ目は、コロコロうんちの量や大きさがいつもと違い減少してしまうことです

これは1つ目の食欲不振が原因でおこることでもあり、牧草などの繊維質が不足していると胃腸の動きが低下してウンチの量や大きさがまばらになります

数珠つなぎのようなウンチが出てしまっている場合には、胃腸うっ滞になっている可能性もありますので動物病院に行くことを検討しましょう

身体を震わせたり隠れたりする

ウサギさんがストレスを感じているときにおこること3つ目は、身を震わせたり身を隠したりすることです

ウサギは現状にストレスを感じていると安全な場所に隠れて身を守ろうとする習性があります

我が家のウサギさんも爪切りが好きではなくて、爪切りのあとはいつも身を震わせて隠れたりしているので申し訳ない気持ちになります

鼻の動きがいつもよりもすごく早かったり、すごい勢いで逃げようとしたりしているときはストレスを感じている可能性があります

\ 爪切りの注意点についてはこちら /

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ケージを齧ったり人間に攻撃的になったりする

ウサギさんがストレスを感じているときにおこること4つ目は、ケージを齧ったり人間に攻撃的になったりすることです

これは部屋んぽをしたかったり、ごはんの時間を催促していたいりする可能性もありますがケージ内に汚れやいつもと違う何かがあるなどの不満から齧っている可能性もあります

また人間に攻撃的になるときは、ウサギさんが発情期になっている可能性があります

オスもメスも生後3ヶ月~8ヶ月ごろには性成熟をして避妊・去勢手術をしていなければ発情期によるストレスから人間に攻撃的になることもありますが発情期が落ち着けば攻撃性も落ち着きます

攻撃性に困っているときには、避妊・去勢手術を検討してかかりつけ医に相談してみましょう

避妊・去勢手術を検討したいときにはこちらの記事を読んで1度考えてみましょう

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体調不良になってしまう

ウサギさんがストレスを感じているときにおこること5つ目は、ウサギさんが体調不良になってしまうことです

ストレスを感じていて食欲不振やウンチの量に変化が起きているころには、おそらくウサギさんは胃腸の動きが低下していて体調不良になってしまっている可能性があります

特に起こりやすい体調不良のなかに胃腸うっ滞という症状があり、少しだけお話したいと思います

ストレスから胃腸うっ滞になる可能性もあるので注意

ウサギさんがストレスを感じると起こる症状を5つ紹介しましたが、この症状は胃腸うっ滞と関係している症状なので注意する必要があります

ウサギ飼いさんなら1度はうっ滞という言葉を動物病院やSNSなどで聞いたことがあると思いますが、ウサギさんにとって胃腸の動きが低下してしまうことは危険な症状です

  • 24時間食欲不振が続いている
  • ウサギ1キロに対して60ml以下の水分しか摂取していない
  • ウンチが数珠つなぎだったり、大きさが小さくなってる

以下の3点に心当たりがある場合には胃腸うっ滞の可能性がありますので、動物病院にはやめに受診しましょう

胃腸うっ滞についてもう少し詳細を知りたい方は下記の記事を読んで確認してみてください

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ウサギのストレスについてまとめ

この記事では、ウサギさんがストレスを感じてしまうことやストレスを感じたときにおこる症状などについてまとめてみました

ウサギさんはストレスに対して敏感なので、できることならストレスを感じるようなことはなるべく避けてあげることが大切です

普段と違うような台風や花火、子連れのお友達が遊びに来たりするようなときはウサギさんはその状況から布をかけてあげたり扉を閉めて静かにしてあげたりすると良いですね

ウサギさんが元気に暮らす生活をさせてあげるためにも、落ち着いてあなたと一緒に遊んであげたりする生活をしてあげましょう

ウサギのストレスについてのまとめ
  • ウサギはいつもと違う環境の変化などが苦手
  • ストレスを感じると食欲不振から体調不良になってしまう可能性がある
  • ウサギのストレスは胃腸うっ滞にも関係している

ウサギは普段と違うような環境の変化などが苦手な生き物

ウサギさんはケージの中の配置を変更したり、急な温度変化や視覚的な刺激など普段とは違う環境の変化を敏感に感じてしまう生き物です

そのためウサギを迎え入れた当日などは家庭も生活するスペースもすべてが変化してるので、とてもストレスを感じてしまうのがわかりますね

また家の中でストレスを感じてしまうかもしれない状況になってしまう可能性があるときには、ケージに布をかけて視覚を隠してあげたり部屋の扉を閉じてあげることをおすすめします

ストレスを感じると食欲不振から体調不良になる可能性がある

ウサギさんはストレスを敏感に感じてしまい、症状として食欲不振から体調不良になってしまう可能性があります

食欲不振になってしまうと繊維質がウサギさんのなかで不足してしまうので、胃腸の動きが低下してしまうことが体調不良の原因になってしまうんですね

思い当たるウサギさんにストレスを感じさせてしまうことは解消して、食欲不振やウンチに違和感を感じたときには動物病院に受診することをおすすめします

ウサギのストレスは胃腸うっ滞になる可能性を高めてしまう

ウサギさんがストレスを感じると食欲不振になってしまうことから、胃腸うっ滞になってしまう可能性を高めてしまいます

胃腸うっ滞とは牧草などから摂取する繊維質が減少してしまうことで、胃腸の動きが低下してしまうことから排出されるはずだった毛などが胃腸に残ってしまいます

そして胃腸うっ滞になってしまうとお腹にガスが溜まって腹痛になってしまい、さらに食欲不振に拍車をかけてしまうんですね

胃腸うっ滞はウサギさんにとって危険な症状なので、気になる症状があるときにはすぐに動物病院に受診することをおすすめします

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